
甑。
一般の方はあまり見慣れない文字かもしれませんが、「こしき」と呼びます。
酒造りではとっても大切な道具で、米を蒸す道具のことなんです。
およそ1トンもの米を蒸し上げることができ、当蔵ではすべての原料米をこの「甑」で蒸しています。
麹造りにあっては蒸米の出来にも左右されることが多いので、蒸し加減には細心の注意を払います。
米の品種や精米歩合、その年の米の状態によって蒸し上がりが違ってきますので、蔵人の経験がモノを言う、いわば腕の見せ所のひとつ。

蒸気が熱くて、米を取り出す作業などは思った以上にけっこう重労働なんですよ。